ソフトウェア リカバリ

アップグレード中にイメージが破壊された場合、スイッチに誤ったイメージをインストールした場合、またはイメージを削除してしまった場合には、スイッチ ソフトウェアを回復する必要性が生じることがあります。 いずれの場合でも、スイッチは電源投入時セルフテスト(POST、Power-On Self-Test)に失敗しますので、接続を確立できません。 スイッチが何度も再起動を繰り返す場合には、ソフトウェアが破壊されている可能性があります。

ソフトウェア リカバリ ウィンドウを使用して、ソフトウェア障害から回復する方法は次の通りです:

システム設定を消去する

現在のソフトウェア イメージだけを残し、IP アドレス、ユーザー名、パスワードを含むスイッチ上のすべての設定を削除するにはこのオプションを使います。

このオプションを選択した場合は、『スイッチ スタートアップ ガイド』記載の通り、スイッチを再設定する必要があります。

出荷時のデフォルト IOS イメージで起動する

現在のイメージを破棄し、出荷時のデフォルトのソフトウェア イメージを使用するには、このオプションを選択します。 IP アドレス、ユーザ名、パスワードを含むデフォルトのソフトウェア イメージでサポートされる機能の設定が確保されます。

ソフトウェアのアップグレードに失敗した場合にこのオプションを使用します。 デバイス マネージャを表示し、スイッチ ソフトウェアのアップグレードを再試行してください。

システム設定を消去し、出荷時のデフォルト IOS イメージで起動する

スイッチ上のすべての設定を消去し、出荷時のデフォルトのソフトウェア イメージを使用するには、このオプションを選択します。

このオプションを選択した場合は、『スイッチ スタートアップ ガイド』記載の通り、スイッチを再設定する必要があります。

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