Express 設定

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ネットワーク設定

ネットワーク設定により、スイッチを標準デフォルト設定で運用でき、デバイス マネージャからスイッチを管理できるようになります。 スイッチにアクセスして、モニタリング、トラブルシューティング、および設定を行うには、スイッチにネットワーク設定を適用する必要があります。 ネットワーク設定を行わない場合、スイッチを管理できず、スイッチの管理は物理 LED だけに限定されます。

管理インターフェイス(VLAN ID)

スイッチを管理するための管理 VLAN の ID です。

管理 VLAN ID には、1 〜 1001 を指定できます。デフォルト ID は 1 です。管理 VLAN のデフォルト名は、default です。

注) スイッチおよびネットワーク管理ステーションは、同じ VLAN に属しているかどうか確認してください。 VLAN が異なると、スイッチを管理ステーションから管理することができません。

管理 VLAN は、管理トラフィックが特定のユーザまたはデバイス間で送信される管理トラフィックのあるブロードキャスト ドメインです。 特定のユーザ グループ(ネットワーク管理者など)のみに限定されるべき管理トラフィックに、ブロードキャスト制御およびセキュリティをもたらします。 また、ネットワークのすべてのデバイスに常時安全で、管理的なアクセスを確保します。

管理 VLAN および VLAN についての一般的情報の詳細は、VLANのタイプを参照してください。

IP 割り当てモード

IP 割り当てモードでは、スイッチの IP 情報を手動で割り当てるか(Static)、または Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)サーバにより自動的に割り当てるかを指定します。 デフォルトは、Static です。

Static を選択し、スイッチの IP アドレスを手動で割り当てることを推奨します。 これにより、常に同じ IP アドレスを使用してデバイス マネージャにアクセスできます。

DHCP を選択すると、DHCP サーバにより、IP アドレス、サブネット マスク、およびデフォルト ゲートウェイがスイッチに自動的に割り当てられます。 スイッチを再起動するまではスイッチは同じIP情報を使用し続けるので、同じ IP アドレスを使用してデバイス マネージャにアクセスできます。

注) DHCP サーバを使用しているネットワーク上でスイッチの IP アドレスを手動で割り当てる場合は、DHCP サーバが他のデバイスに自動的に割り当てるアドレス範囲外の IP アドレスをスイッチに割り当てる必要があります。 スイッチと他のデバイスの IP アドレスが重複するのを防ぐためです。

IP アドレス

IP アドレスは、ネットワーク上のスイッチに固有の識別子です。 フォーマットは、ピリオドで区切られた 4 つの数値で記された 32 ビットの数値アドレスです。 各数値の範囲は、0 〜 255 です。

この設定がイネーブルになるのは、IP 割り当てモードが Static の場合だけです。

注)

  • スイッチに割り当てる IP アドレスが、ネットワーク上の他のデバイスの IP アドレスと重複していないことを確認してください。
  • ネットワーク管理ステーションのワイヤレス情報は、ネットワーク管理ステーションとスイッチ ポートが通信回線で接続された接続を行っているとディセーブルとなりますので注意してください。
  • IP アドレスとデフォルト ゲートウェイに同じ値を指定することはできません。
サブネット マスク リスト

サブネット マスクは、スイッチが属すサブネットワーク(サブネット)を識別するネットワーク アドレスです。 サブネットにより、ネットワーク上のデバイスを、より小さなグループに分割します。 デフォルトは、255.255.255.0です。

この設定がイネーブルになるのは、IP 割り当てモードが Static の場合だけです。

デフォルト ゲートウェイ

デフォルト ゲートウェイの IP アドレスです。 ゲートウェイは、スイッチを他のネットワークまたはサブネットワーク上のデバイスと通信させるために必要なルータまたは専用ネットワーク デバイスです。 ゲートウェイの IP アドレスは、スイッチの IP アドレスと同じサブネットに属している必要があります。

すべてのデバイスが同じネットワーク上にあり、デフォルト ゲートウェイを使用しない場合には、このフィールドに IP アドレスを入力する必要はありません。

この設定がイネーブルになるのは、IP 割り当てモードが Static の場合だけです。

注)

  • ネットワーク管理ステーションとスイッチが異なるネットワークまたはサブネットワークに属している場合には、デフォルト ゲートウェイを指定する必要があります。 指定しない場合、スイッチとネットワーク管理ステーションは相互に通信できません。
  • IP アドレスとデフォルト ゲートウェイに同じ値を指定することはできません。
ユーザ名

デバイス マネージャへのアクセスが許可されるユーザの名前です。 ユーザ名は英数字最大 64 文字まで使用でき、大文字小文字区分を認識します。 名前に、?、スペース、またはタブを含めることはできません。

パスワードを入力するには、ユーザ名を入力する必要があります。 デバイス マネージャへの安全なアクセスを確保するためには、スイッチにユーザ名とパスワードのペアを設定することを推奨します。

初期設定後、デバイス マネージャのユーザ名とパスワード ウィンドウから、ユーザ名とパスワードのペアを追加または削除できます。

パスワード

パスワードは、最大 25 文字までの英数字で、数字ではじまり、大文字小文字区分を認識し、スペースを組み込みことができます。 パスワードには ?、タブを含むことはできず、また最初と最後にスペースを含めることはできません。

デバイス マネージャへの安全なアクセスを確保するためには、スイッチにユーザ名とパスワードのペアを設定することを推奨します。

初期設定後、デバイス マネージャのユーザ名とパスワード ウィンドウから、パスワードを追加、変更または削除できます。

パスワード確認 スイッチ パスワードを再入力します。

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オプション設定

オプション設定では、スイッチを適切に管理できるようスイッチを識別および同期化します。 スイッチのクロックは、ネットワーク管理ステーションのシステム クロックと自動的に同期化されます。 スイッチに異なる時間を設定する場合には、システム クロックを手動で設定できます。

ホスト名

スイッチの名前です。 名前は英数字最大 31 文字まで使用できます。 名前に、?、スペース、またはタブを含めることはできません。 デフォルトは、Switch です。

モニタリングまたはトラブルシューティングの実行時にスイッチを簡単に識別できるように、スイッチの名前、配置、または IP アドレスを入力することを推奨します。

システム日付

スイッチがネットワーク管理ステーションから自動的に読み取る日付です。 日付は、手動でも設定できます。 日付を変更した場合、その変更は 送信 をクリックした後直ちにイネーブルになります。

システム時間

スイッチがネットワーク管理ステーションから自動的に読み取る時間です。 時間は、手動でも設定できます。 時刻を変更した場合、 その変更は 送信 をクリックした後直ちにイネーブルになります。

タイムゾーン

スイッチがネットワーク管理ステーションから自動的に読み取るタイムゾーンです。 タイムゾーンは、手動でも設定できます。 タイムゾーンを変更した場合、その変更は 送信 をクリックした後直ちにイネーブルになります。

デイライト セービング時間

このチェックボックスは、米国、ヨーロッパ、またはオーストラリアのタイム ゾーンを選択した場合に限り、自動的にイネーブルになります。 その他のタイムゾーンを選択した場合、チェックボックスはディセーブルになります。

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