ポートの設定

ポート設定ウィンドウを使って、基本的なポート設定 が接続デバイスと互換性があるかどうかを確かめます。これらの設定によって、スイッチと付属デバイスとの間のデータ送受信方法を決定します。設定を変更することで、ネットワーク上の必要性に応じ、トラブルを解決します。

このウィンドウの使用上のヒント:

  • コラムの見出しをクリックして情報を選びます。
  • 変更を保存する場合は、送信 をクリックします。
  • 保存していない変更を破棄する場合は、キャンセル をクリックします。

基本的なポート設定

コラム 説明
ポート

スイッチのポート数のことで、ポートタイプ(Fa はファースト イーサネット、Gi はギガビット イーサネット、など)およびポート番号を含みます。

説明

スイッチ ポートの説明です。 最大 18 文字まで入力できます。

モニタおよびトラブルシューティングの実行中にポートを識別できるように、ポートの説明を入力しておくことを推奨します。 ポートの説明とは、たとえば、接続デバイスの位置や、接続デバイスを使用しているユーザー名などの情報です。

イネーブル

スイッチポートのステートです。 デフォルトは、イネーブルです。

ポートを(手動で)管理上のシャットダウン状態にするには、チェックボックスを外してください。

ポートが使用されておらず、デバイスにも接続されていない場合はポートをディセーブルにすることをお奨めします。

この設定を変更するのは、たとえばトラブルシューティングをしている時などです。ポートを管理手続きとしてディセーブルにすることで、認証されていない可能性のある接続をトラブルシューティングすることができます。

スピード

スイッチ ポートの運用速度です。ドロップダウン リストからスピードを選択します。接続デバイスがスイッチポートとリンク速度をネゴシエートできる場合は、Auto (自動ネゴシエーション)を選択することもできます。デフォルトは、Auto です。

この設定を変更するのは、たとえばトラブルシューティングをしている時などです。接続上の問題でトラブルシューティングを実行している場合には、この設定を変更しスイッチポートと接続デバイスのスピードに不一致がないかを観察することができます。

デュプレックス

スイッチポートのデュプレックス モードです。 ドロップダウン リストからデュプレックス モードを選択します:

  • 接続デバイスがスイッチとネゴシエートできる場合は、Auto (自動ネゴシエーション)
  • 両方のデバイスから同時にデータを送信できる場合は、Full (全二重)
  • 片方または両方のデバイスが、同時にデータを送信できない場合は、Half (半二重)

デフォルトは、Auto です。

注) ギガビット イーサネット ポートに限り、ポート速度を Auto に設定した場合、ポートを半二重で設定できません。

この設定を変更するのは、たとえばトラブルシューティングをしている時などです。 接続上の問題でトラブルシューティングを実行している場合には、この設定を変更しスイッチポートと接続デバイスのデュプレックスに不一致がないかをチェックすることができます。

Auto-MDIX

Automatic medium-dependent interface crossover (auto-MDIX) 機能を設定すると、必要なケーブル接続タイプ(ストレートまたはクロスオーバー)が自動検出され、接続が適切に設定されます。デフォルトは、イネーブルです。

ポート上のこの機能をディセーブルにするためには、チェックボックスを外してください。

PoE

接続デバイスに PoE を提供するかどうかを決定します。 ドロップダウン リストから auto または never を選択します。

注)この設定を適用できるのは PoE ポートのみです。

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