ポート統計情報ウィンドウには、スイッチの最後の電源投入、再起動、または統計情報が最後にクリアされた時点から、スイッチボードが送受信したデータの統計情報が表示されます。収集および表示される統計データのタイプは、次のタブによってグループ化されています: このウィンドウの使用上のヒント: - ポート統計情報ウィンドウは、 ダッシュボード や トレンドウィンドウ上のグラフやゲージと併用します。
- 適切な情報を見るためにはコラムの見出しをクリックしてください。
- 情報をアップデートするためにはツールバーの
更新 をクリックしてください。このウィンドウの情報はシステム更新時(60 秒毎)に自動的にアップデートされます。 - ポートの完全な状態を理解するためには、このウィンドウを次のものと併せて使用してください:
- ダッシュボードのポート使用状況グラフ
- トレンド ウィンドウ
- ポートの状況ウィンドウ
トップに戻る 注) あるタブ上で統計情報をクリアすると、他のタブの統計情報もクリアされます。 特定のポートの統計情報をクリアするには: - 1つまたは複数のポートを選択します。
- カウンターをクリアする をクリックする。
クリア コラムの中で選択したものをキャンセルするには、 キャンセル をクリックします。 トップに戻る 概要タブには次の情報が含まれます: - 各ポートで送受信されたバイトの総数。
- 各ポートで送受信されたパケットの総数。
- 送信されたエラーパケットの総数。コリジョン、遅延コリジョン、超過コリジョンの総数も含みます。
- 受信したエラーパケットの総数。 フレーム チェック シーケンス(FCS、Frame check sequence)およびアライメント エラーも含まれます。 装置の電源をオンまたはオフにすると、FCS およびアライメント エラーが発生することがあります。
このタブには、ポートが送受信したエラーパケット数が具体的に表示されます。この情報は ダッシュボードおよびトレンド グラフには表示されません。 エラー パケット数により、デュプレックスの不一致、ポートと接続デバイスに互換性がない、またはケーブルや接続デバイスの障害などの可能性が考えられます。いずれかの問題が発生していると、ネットワークのパフォーマンス低下、データ損失、または接続障害の原因となります。 たとえば、接続障害の問題のトラブルシューティングを実行するには、疑わしいポートの統計をクリアし、ポートがパケットを送受信しているかどうかを確認します。 注) このタブ上で統計情報をクリアすると、他のタブの統計情報もクリアされます。 コラムの見出しをクリックすればリストを選択することができます。 コラム | 説明 | ポート | スイッチのポート数のことで、ポートタイプ(Fa はファースト イーサネット、Giはギガビット イーサネット、など)およびポート番号を含みます。 | 転送 (bytes) | 各ポートから送信されたバイト数。 | 転送合計 (pkts) | 各ポートから送信されたパケット数。 ユニキャスト、マルチキャストおよびブロードキャスト パケットを含みます。 | 受信 (bytes) | 各ポートが受信した合計バイト数。 | 受信合計 (pkts) | 各ポートが受信した合計パケット数。 正常なユニキャスト、マルチキャストおよびブロードキャスト パケットを含みます。 | 転送合計 エラー(pkts) | 送信されたエラーパケットの総数。ラント、コリジョン、遅延コリジョン、超過コリジョンの総数も含みます。 | 受信合計 エラー(pkts)
| 受信したたエラーパケットの総数。 ラント、FCSおよびアライメント エラーを含みます。 | トップに戻る 注) このタブ上で統計情報をクリアすると、他のタブの統計情報もクリアされます。 転送詳細タブには次の情報が含まれます: - 各ポートで送信されたユニキャスト、マルチキャストおよびブロードキャスト パケット数
- 各ポートに送信されたエラー総数の詳細
このタブの統計情報を使用して、ネットワーク トラフィックの異常な変化についてトラブルシューティングを行うことができます。 ポートの送信トラフィック量(マルチキャストまたはブロードキャストパケットなど)が異常に多い場合には、接続デバイスを調べ、トラフィック パターンが正常か、問題が発生していないかを確認してください。 コラムの見出しをクリックすればリストを選択することができます。 コラム | 説明 | ポート | スイッチのポート数のことで、ポートタイプ(Fa はファースト イーサネット、Gi はギガビット イーサネット、など)およびポート番号を含みます。 | ユニキャスト (pkts) | 各ポートから送信された正常なユニキャスト パケットの総数。エラー パケットおよび宛先アドレスがマルチキャストまたはブロードキャストのパケットは除外されます。 | マルチキャスト (pkts) | 各ポートから送信された正常なマルチキャスト パケットの総数。エラー パケットおよび宛先アドレスがユニキャストまたはブロードキャストのパケットは除外されます。 | ブロードキャスト (pkts) | 各ポートから送信された正常なブロードキャスト パケットの総数。エラー パケットおよび宛先アドレスがユニキャストまたはマルチ キャストのパケットは除外されます。 | コリジョン合計 (pkts) | 1 〜 15 のコリジョンの発生後、エラーなしで送信されたパケットの総数。すべてのタイプの宛先アドレス パケットが含まれますが、リソース不足または遅延コリジョンにより廃棄されたパケットは除外されます。 | 超過 コリジョン(pkts) | 16 コリジョン発生後、送受信されなかったパケットの総数。すべてのタイプの宛先アドレスのパケットが含まれます。 | 遅延コリジョン(衝突) (pkts) | 転送中に検出された遅延コリジョンにより廃棄されたパケットの総数。64 バイト パケットの送信後、コリジョンが検出されたすべての送信パケットが含まれます。プリアンブルおよびスタート フレーム デリミタ(SFD、Start Frame Delimiter) はこのフレームのバイト数には含まれません。 | トップに戻る 注) このタブ上で統計情報をクリアすると、他のタブの統計情報もクリアされます。 受信詳細タブには次の情報が含まれます: - 各ポートで受信したユニキャスト、マルチキャストおよびブロードキャスト パケット数
- 各ポートの受信エラー総数の詳細
このタブの統計情報を使用して、ネットワーク トラフィックの異常な変化についてトラブルシューティングを行うことができます。ポートの受信トラフィック量(マルチキャストまたはブロードキャスト パケットなど)が異常に多い場合には、接続デバイスを調べ、トラフィック パターンが正常か、問題が発生していないかを確認してください。 コラムの見出しをクリックすればリストを選択することができます。 コラム | 説明 | ポート | スイッチのポート数のことで、ポートタイプ (Fa はファースト イーサネット、Giは ギガビット イーサネット、など) およびポート番号を含みます。 | ユニキャスト (pkts) | ポートが受信した正常なユニキャスト パケットの総数。エラーパケット、マルチキャストまたはブロードキャストの宛先アドレスのパケット、最小サイズのパケット、廃棄されたパケット、または宛先不明のパケットは除外されます。 | マルチキャスト (pkts) | ポートが受信した正常なマルチキャスト パケットの総数。エラーパケット、ユニキャストまたはブロードキャストの宛先アドレスのパケット、最小サイズのパケット、廃棄されたパケット、または宛先不明のパケットは除外されます。 | ブロードキャスト (pkts) | ポートが受信した正常なブロードキャスト パケットの総数。エラーパケット、ユニキャストまたはマルチキャストの宛先アドレスのパケット、最大サイズを超えているか最小サイズ未満のパケット、廃棄されたパケット、または宛先不明のパケットは除外されます。 | FCSエラー (pkts) | FCS エラーを伴う受信パケット総数。FCS エラーを伴う最小サイズ未満のパケットは除外されます。 | 配列 エラー(pkts) | アライメント エラーを伴う受信パケット総数。FCS エラーおよび非整数バイトの両方の受信パケットを含みます。 | オーバーサイズ (pkts) | FCS 値が正常か異常かに関係なく、1518 バイトを超える受信パケットの総数。 | アンダーサイズ (pkts) | サイズが 64 オクテット未満である以外には形式が正常な受信パケットの総数。 | コリジョン 断片 | 整数バイトで、FCS 値が異常である、64 バイト未満のフレームの総数。 | トップに戻る |